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医療・介護の相談室 ささえ愛は、病気のことや、介護のことなど、自分や家族と将来の事を考えたときに、わからないことが多く感じたり、ひとりで抱えこんでしまっていたり、がんばりすぎていたり、そんな地域の皆さんにそっと寄り添い、定期的に出前講座を開催しています。

 

ささえ愛 出前講座
( 毎月第2木曜日 13:30 ~ 15:00 )

 

 

 

 

ささえ愛 健康教室
( 奇数月 最終木曜日 10:00 ~ 11:30 )

 

 

ささえ愛INFORMATION

ささえ愛出前講座

『後悔しない施設選びのコツ講座~大切な人の“これから”のために~』

を開催いたしました

【2025年8月14日(木)地域支縁くらぶ白樺】

今回は、介護老人保健施設ヴィラかいせい 事務課・相談課課長の 髙橋俊明 氏

「後悔しない施設選びのコツ講座~大切な人の“これから”のために~」と題し、講座を開催しました。

 

 

高齢者施設にはいろいろな種別がありますが、

・たくさんありすぎて何がどう違うのか?

・すぐに入れるのか?

・費用はいくらくらいかかるのか?

といった疑問をお持ちの方も多くおられます。

 

実際に入所のご相談を頂く場合に、病院の退院期限が迫っていたり、ご自宅で限界まで頑張って慌てて施設を探す、といった状況で相談をいただくことが多くあり、そういった違いがよくわからないまま入所される、ということも少なくありません。

 

しかし切羽詰まった状況で、すぐに入れるところ、と焦って探すと冷静な判断が出来ず、こんなはずじゃなかった、と後悔してしまうことが多いので、予めどんなところがあるのかを知っておくことが、後悔しない施設選びにつながります、と冒頭で説明がありました。

 

そのうえで、主要な施設として、

・介護老人福祉施設(特養)

・介護老人保健施設(老健)

・グループホーム

・サービス付き高齢者住宅(サ高住)

・介護付き有料老人ホーム

 

について、具体的に入居費用や入居の条件、待期期間、施設の特徴などをあげて、わかりやすく説明がありました。

 

費用については、介護保険が利用できる施設では、所得に応じた負担割合や減免制度があるので、同じ施設でも負担額に幅があること、同じ種別の施設であっても介護の体制や看取りの体制等は施設毎に異なることがあること等、詳しく説明頂き、参加者の皆さんはメモを取ったり頷いたり、真剣に説明を聞いておられました。

 

また、今回紹介された施設の他にもまだまだ様々な施設があり、すべてを詳しく知るのは難しいので、困った時に相談できる窓口を知っておくことも大切です、とのお話でした。

 

 

今回は、お盆の真っただ中であるにもかかわらず、多くの方が参加してくださり、また、遠方からお盆で帰省されたご家族が両親の老後のためにと講座に参加された方もおられ、皆さん熱心に耳を傾けておられました。

 

講演後の質疑応答でも、

具体的な相談窓口はどういったところがあるのか?

看取りが出来る施設はどこか?

といった質問や、

実際に親が入居した施設で最初の説明と違って別途費用が掛かるといった喰い違いがあって残念な思いをした…

といった体験談などが語られ、皆さんの関心の強さが窺える講座となりました。

 

 

今回の講座には、17名の方が参加されました。

毎月第2木曜日13:30~15:00 は地域支縁くらぶ白樺へ是非お越しください。

 

 

 

ささえ愛 健康講座

『みんなで膝の痛みを予防しよう!今日から役立つ膝痛予防教室』

【2025年5月29日(木)あおがめヴィレッジ】

 

2ヶ月に1回開催している健康講座、今回は、

開西病院リハビリテーション科理学療法士小沼雅久氏渡邉良磨氏

「みんなで膝の痛みを予防しよう!今日から役立つ膝痛予防教室」

と題し、講座を開催しました。

 

膝の痛みの原因となる変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減り骨が変形し、関節の痛みが出現する病であり、軟骨がすり減ると徐々にO脚になります。

 

立った姿勢で両足をそろえて両膝の内側の距離を計測したとき、2~4㎝で軽度O脚、4~6㎝で中等度O脚、6㎝以上で重度O脚と言われており、実際に参加者のO脚度をチェックしてみると、中には6㎝の開きがある方もいらっしゃいました。

 

中期~末期の方は人工膝関節置換手術の対象となることが多く、実際の人工膝関節の模型を手に取り、その重さや形状を確認しました。

 

人工関節を入れることで痛みが軽減し生活がしやすくなる一方で、デメリットとしては正座が出来ない等可動域に制限が出たり、人工関節の寿命も一般的に15~20年と言われているので、入替が必要になることもあります。

 

 

 

膝が痛い方向けに、生活上の工夫として、

①杖を使う

②階段の下り方

③運動習慣の3つを挙げ、

杖を使う際は膝が痛い方と反対側の手で持つ、

膝に負担のかかる階段では後ろ向きや横向きで下りる、

2足1段で下りる、

といったことで負担を軽減でき、

さらに運動習慣を取り入れることで筋力や柔軟性がアップし、

膝の負担が減少し痛みも軽減すると膝も動かしやすくなる、

といった好循環が生まれる、との説明がありました。

 

また、予防体操として、踵上げ運動、ランジ、膝伸ばし、前腿ストレッチ、腿裏ストレッチを紹介し、参加者の方にも実際に体験していただきました。

 

最後の質疑応答では、膝の負担の少ない歩き方について質問があり、踵からつく、膝を曲げて歩く、膝を高く上げすぎない、といったポイントを紹介しました。

 

次回の健康教室は、

7月31日(木)10:00~11:30

『脱ガチガチ肩 現代の肩こり予防~呼吸と姿勢でほぐす新習慣~』を開催します。

参加は無料で、定員は20名様、予約制となっています。

皆さんの参加をお待ちしております。

 

私たち博愛会メディカルグループは『メディカル。つながる。街つくる。』をモットーに、今日も地域と共に未来に向かっています!

 

 

総合相談・コーディネート

 

 

 

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